冬になると「くるみ割り人形」の公演案内をみかけるようになります。
親子で下調べできる本や、人気のDVDや振付の違いを研究できるDVDなどをご紹介します。
コンテンツリスト
A.「くるみ割り人形」2015 日本での公演リスト
B.「くるみ割り人形」の歴史・解説・音楽
C.「くるみ割り人形」で有名な世界の公演とDVD
D.「くるみ割り人形」のグッズ
A.「くるみ割り人形」2015~2016 日本での公演リスト
上演団体やホールはそれぞれのホームページにリンクしています。
正式な内容は、各主催元のHPでご確認ください。
各公演HPでは、予告動画などを配信している場合もあります。
上演団体 | 月日 | 会場 | 料金 | 一般発売開始 |
NBAバレエ団 | 2015/11/28(土)
2015/11/29(日) | 東京芸術劇場 | 5,000円~
学生席1,500円 | 2015/7/23 |
K-BALLET COMPANY | 2015/12/18(金)~
2015/12/23(水) | 赤坂ACTシアター | 11,500円 | 2015/10/3 |
越智インターナショナルバレエ | 2015/12/24(木)
2015/12/25(金) | 日本特殊陶業市民会館
(愛知県名古屋市) | A席4000円
B席3000円 | |
スターダンサーズ・バレエ団 | 2015/12/23(水)
2015/12/25(金)
2015/12/26(土) | テアトロ・ジーリオ・ショウワ
(神奈川県川崎市) | 2000円~
9500円 | 2015/9/18 |
ワガノワ・バレエ・アカデミー | 2016/1/22(金)19:00
2016/1/23(土) | Bunkamura オーチャードホール | 5000円~
13000円 | 2015/9/12 |
ワガノワ・バレエ・アカデミー | 2016/1/16(土) | 神奈川県民ホール | 4000円~
10000円 | 2015/9/12 |
ワガノワ・バレエ・アカデミー | 2016/1/28(木) | 愛知県芸術劇場 | 4000円~
10000円 | 2015/9 |
松山バレエ団 | 2015/12/12(土)
2015/12/13(日) | 東京文化会館 | 2000円~
13000円 | |
松山バレエ団 | 2015/11/28(土) | 府中の森芸術劇場 | 2000円~
10000円 | |
松山バレエ団 | 2015/12/20(日) | 松戸・森のホール21 | 2000円~
7000円 | |
新国立劇場バレエ団 | 2015/12/19(土)~
2015/12/27(日) | 新国立劇場 | 3240円~
12960円 | 2015/9/12 |
豊田シティバレエ団 | 2015/11/29(日) | 豊田市民文化会館 | 3000円 | |
京都バレエ団 | 2015/12/13(日) | 京都こども文化会館 | | |
B.「くるみ割り人形」の歴史・解説・音楽
ウィキディアの解説が分かりやすいです。
絵本なら、『バレエ名作絵本 くるみわり人形』が素敵です。
バレエの舞台と同じ流れで進みます。衣装やおどっているシーンなど、絵がきれいですし、文章もきれいなので、子どもとみるのにピッタリです。
(amazon紹介ページへ)
登場人物については、
『ダーシー・バッセルが紹介するBallet Stories』が分かりやすいです。
カラー写真やイラストをまじえて、場面ごとに紹介しています。
『新装版 バレエ・キャラクター事典』は、演目ごとに登場人物が紹介されていて、「くるみ割り人形」に限らず、さまざまな演目の鑑賞に便利です。
もっとじっくり調べる時は、「バレリーナへの道 Vol.27」の特集がおすすめです。
日本のプリマたちの「くるみ割り人形」へのコメントなど、バレエ公演の視点から、特集されています。雑誌の過去の特集号ですが、バックナンバーとしてこの号だけを購入することもできます。
「バレリーナへの道 Vol.27」
Fujisan.co.jpへ
C.「くるみ割り人形」で有名な世界の公演とDVD
振付やダンサー、演出など、ひと公演ごとに価値がありますが、世界のメディアでは、 Peter Wright氏の「ロイヤル・バレエ団」(1999年~)のものと George Balanchine氏の「ニューヨーク・シティ・バレエ団」などを取り上げた記事を見かけます。
日本では、熊川氏演出・振付の「Kバレエカンパニー」のものでしょうか。
公演DVDで人気なのも、吉田都氏出演のものとKバレエカンパニーのものです。
Peter Wright氏の「くるみ割り人形」は、「ロイヤル・バレエ団」で1984年に初演されていますが、1999年に大幅に見直しされています。
(2009年上演 吉田都(出演))
(1985年上演 アンソニー・ダウエル(出演))
Balanchine氏のバージョンは、1954年に 「ニューヨーク・シティ・バレエ団」で初演され、公演回数が2007年12月時点で2000回を超えたことが、『The New York Times』でも報じられました。
・くるみ割り人形 [VHS](VHS 1993年上演 1995年映画化)
「くるみ割り人形」が初めて演じられたのは、「マリインスキー・バレエ団」(1892年)です。
初演当初は、L・イワーノフ氏が振り付け、その後、ワイノーネン氏によって改訂されました。
(ワイノーネン氏振付 2012年上演)
なお、上のBalanchine氏の振付は、L・イワーノフ氏のバージョンをベースにしています。
(熊川氏振付 2005年上演)
「Kバレエカンパニー」のものは、舞台、演出・振付、踊りと、「一度は観に行きたい」と多くの人が憧れる公演です。
まずは、代表的なものを見て、その後、演出や振付、ダンサーや公演ごとの違いを味わっていくのはいかがでしょうか。
D.「くるみ割り人形」のグッズ
(画像は、それぞれのショップへリンクしています。)
くるみ割り人形「花のワルツ」バレリーナのオルゴール 価格:3,240円(税込、送料別)
くるみ割り人形 クララのクリアファイル 価格:227円(税込、送料別)