オペラグラスを貸出している会場もありますが、 子ども向けの公演では貸出をしていないことのほうが多いです。後方の席だと、ダンサーの顔までなかなか見えません。そんなときに、オペラグラスが一つあると便利です。
■商品選択ポイント
1.劇場・ホールで見やすい(倍率8倍以上、レンズの明るさ)
安いオペラグラスは倍率3倍~6倍のものが多いですが、倍率が低いと見にくいです。
メーカーのホームページなどでは、観劇用に4~8倍を推奨していましたが、個人的には8倍以上がおすすめです。後ろの席からでも、ダンサーの表情がよく見えます。パリのオペラ座の貸出用オペラグラスも8倍です。
また屋外と違って、劇場内は暗いので、明るいものがよいです。
オペラグラスの製品仕様項目に「明るさ」があります。倍率にも関係するのですが、数値が高いほど明るいです。
2.軽量・コンパクト
持ち運びすることや座席で使用することを考ると、軽量でコンパクトなものがよいです。
3.リーズナブル
■商品比較
上記のポイントで3商品を比較しました。
バックスポットのものは調べた中で最安値でした。
品質面から、オリンパスとニコンのものをピックアップして比較しました。
メーカー | バックスポット | オリンパス | ニコン |
倍率 | 8倍 | 10倍 | 8倍 |
明るさ | 6.9 | 4.4 | 6.8 |
重さ | 192g | 170g | 195g |
安い |
よく見える |
品質とバランス |
パリ・オペラ座(Opéra national de Paris)のネットショップでも、デザインが素敵なオペラグラスを売っています。60ユーロですので、約8,000円(134円/ユーロ換算)です。
パリ・オペラ座(Opéra national de Paris) https://www.operadeparis.fr/en
パリ・オペラ座 ネットショップ http://boutique.operadeparis.fr/en/
■購入レポート
(2015/8/30 ballet-supporter)
お友達の発表会や公演に行き始めた5歳のころは、 オペラグラスなんて思いつきもしませんでした。
あるバレエ公演で、友達がオペラグラスを持っていたいたので、娘も気になり始めた様子。
そのあと、娘とバレエ公演を観に行った際に、 ロビーでオペラグラスを貸出をしていたので、一度レンタルしてみました。 席は1階の後方でしたが、オペラグラスを使うとダンサーの表情がよく見え、 娘は、のぞきながら「●●さんだ」とダンサーのお名前を言っています。
1回かりるのに、500円(別途、預り金5000円)。 きっとこれからも使うだろうということで、購入することにしました。
表情まで見られる、10倍で軽くてリーズナブルだった「OLYMPUS 双眼鏡 10X21 DPC I」を購入しました。見た目は若干ごついですが、気に入っています。