カテゴリー別アーカイブ: バレエを知りたい・学びたい

好きなバレリーナのことを調べる方法

気になるバレリーナの方について、
「もっと知りたい」とき、
ご自身でホームページをもっているときもあります。
もちろんインターネット検索で簡単に済むこともあるでしょう。

ここでは、A~Eのように手順を踏んで、
しっかり調べる方法をご紹介します。
A.バレリーナの基本情報(経歴など)を調べる
B.出演歴(公演や役など)を調べる
C.新聞や雑誌などに掲載された記事を調べる
D.DVDなどの映像資料を探す(Youtube以外で)
E.テレビに出演されているものを探す

なお、無料で使えるデータベースを中心に紹介しています。
高額な参考図書類は、図書館も活用できます。

好きなバレリーナのことを、
とことん研究してみたら、また新しい発見があるかもしれませんね。

A.バレリーナの基本情報(経歴など)を調べる
1.まずは
THE INTERNET BALLET DATABASE」(オンラインデータベース)があります。
ロシアのIvan Semirechenskiy氏が設立した世界のバレエデータベース。
世界中のバレリーナやバレエ団について、調べられます。
英語とロシア語のみですが、キーワードで簡単に検索できます。
生まれや国、所属バレエ団、経歴などが、確認できます。

2.日本のバレリーナなら、下記の資料があります。
『舞踏年鑑』ただし、36(平成23年の記録)版までに限ります。
その後の版には、「バレエ名鑑」が掲載されなくなったためです。
『舞踏年鑑 36(平成23年の記録)』には、
約500人のバレリーナが収録されています。

3.次に、『オックスフォードバレエダンス事典』(平凡社 2010)があります。
古今東西のダンサーや振付家を網羅しています。
原著は、『International Encyclopedia of Dance』です。
(amazonへ)

4.さらに、下記もありますが、純粋なバレリーナの方の収録は多くありません。
振付や演出などに関わる方であれば、見つかりやすいです。

4-1.外国の方なら
『西洋人物レファレンス事典 映画・演劇・芸能・舞踏篇』日外アソシエーツ
古代から現代まで舞踏分野の人物も網羅した事典。
(amazon詳細ページへ)

4-2.日本人の方あるいは、日本で活躍する外国人の方なら、
『現代日本人名録』(最新版はCD-ROM) 日外アソシエーツ
舞踊分野だけではない日本の人名録ですが、
芸術、芸能分野など、表現活動を行っている人物を多く網羅しています。
(amazon紹介ぺーじへ)

B.出演歴(公演や役など)を調べる
下記のデータベースや資料があります。
(データベースはいずれも無料かつインターネットで利用できます。)

1.「バレエ情報総合データベース」昭和音楽大学バレエ研究所
公演情報について「ダンサー名」から探すことができます。
膨大な情報量です。

2.「舞踊年鑑公演データベース2012-2014 テスト版」公益社団法人 日本バレエ協会 「舞踊年鑑」編集委員会
同編集委員会が収集された情報を元に公開されているデータベース。
検索画面にて、出演者の名前を設定すると、
登録されている公演データを確認できます。
公演のパンフレット画像も掲載されているものもあります。

3.『日本洋舞史年表』 日本洋舞史研究会編 日本芸術文化振興会/新国立劇場情報センター
「Ⅰ」から「Ⅵ」が発行されていて、
1900年~1985年 大きな公演の出演者や主催元等がわかります。
新国立劇場のホームページにてPDFを無料で閲覧できます。

4.『舞台芸術交流年鑑』国際舞台芸術交流センター
海外アーティストの国内公演、日本のダンサーの海外公演などを収録している年鑑。

C.新聞や雑誌などに掲載された記事を調べる
雑誌記事検索サービスは、
国会図書館の雑誌記事検索サービス、
日経テレコンや学術論文の論文検索サービスなど、
山ほどありますが、
バレリーナの記事が掲載されてそうな
「Clara」や「バレリーナの道」などを網羅した記事検索サービスは、
「Fujisanの検索サービス」です。

1.Fujisanの検索サービス
検索欄にバレリーナの名前などを入力すると、
目次や本文でヒットする雑誌記事一覧を表示できます。
fujisan.co.jpへ/~\Fujisan.co.jpへ

2.そのほか女性週刊誌やファッション誌などの記事については、
大宅壮一文庫の雑誌記事索引がよいです。
現在はWEBでも検索サービスを利用できるようになったようです。
または、大きな図書館に同文庫の索引CD-ROMを所蔵していますので、
そちらで確認できます。

3.『New York Times』記事検索サービス
世界的に活躍されている方だったら、
きっと『New York Times』で記事がみつかるでしょう。
1851年以降の記事が検索できるので、
歴史的人物についても記事がみつかるかもしれません。
英語ですが、入力欄にキーワードをいれるだけなので、
簡単に調べられます。

D.DVDなどの映像資料を探す(Youtube以外で)
もちろんYoutubeで簡単に見つかることがあります。
それ以外にDVDなどの映像資料を探す方法を下記します。
1.amazon
ただし、amazon上で流通しているもののみなので、
ここで見つからないものもあります。
そんなときは、2や3でさらに探します。

2.音楽&映像データベース・ソフト HY-SFY(株式会社 音楽出版社のHPへ)
出演者のデータも収録されているので、
ダンサーの名前で検索できます。
廃盤になったものも網羅されていて、
広く探すときに便利です。
国会図書館などの大きな図書館で使えます。

3.バレエの図書館の蔵書検索サービス
「バレエの図書館リスト」で紹介したほとんどの図書館で、
映像資料のネット所蔵検索ができます。
ただし、出演者名で検索できないこともあるので、
その時は、先に公演名などを確認して、キーワードに使います。

E.テレビに出演されているものを探す
無料で利用できる映像索引データベースには、
下記の2つがあります。
1.NHKアーカイブス
NHKの番組を出演者で検索できるサービス。

2.放送ライブラリー
NHKや民放局のテレビ・ラジオなどを出演者などで検索できます。
検索できるものが限られているので、
すべてを確認できるというわけではありません。

バレエの映画リスト

フィクション、ノンフィクションにかかわらず、 バレエへの情熱を感じるもの、 バレエ団の実態や舞台裏がわかるもの、ダンサーとしての成長を描いたものなど、貴重な映画が沢山あります。

下の表に、バレエ映画のリストを年代順に並べました。(各項目で並べ替えできます。)

表の「子ども向け」の評価欄は、 次の点で、独自に評価したものです。
・子どもに不適切な表現や映像がないか。
・内容が難しくないか、飽きないか。
・子どもが楽しめる内容・映像か。
・バレエをやる子どもによい刺激になる内容か。
・バレエの要素が多いか。

また、バレエの映画はマイナーなものも多く、街のレンタル屋さんや動画配信サービスでは扱っていないことがよくあります。そのようなときは、宅配レンタルサービスを利用すると、便利です。購入しなくても、たくさん見ることができます。
無料期間を設けている宅配レンタルサービスも多いので、お目当ての映画をチェックしておいて、短期間で見ていくのもよいでしょう。
オンラインDVD CDレンタル ぽすれん

リストの画像をクリックするとamazonにて作品の詳細が確認できます。
宅配レンタルサービス(ぽすれん)の取扱有無は変動することがあります。ご了承ください。(最終確認は2015年10月1日)

 タイトル発売または上映 子ども向けぽすれん
取扱
バレエ・ボーイズ2015/8ロードショーバレリーナを目指す3人の少年の物語。フィクション。★★★
ボリショイ・バビロン2015/9ロードショー世界3大バレエ団のひとつ、ボリショイ・バレエの裏に迫るドキュメンタリー

映画ハピネスチャージプリキュア!人形の国のバレリーナ2014年子ども向けアニメ。子どもが楽しめるけれど、バレエの要素は少ない。★★★あり
ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ! 2013年ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)に挑むバレリーナを追ったドキュメンタリー。★★★★★
バレエに生きる~パリ・オペラ座のふたり~ 2013年オペラ座の振付師、ピエール・ラコットと元エトワールのギレーヌ・テスマーのドキュメンタリー。豪華な映像と共に、ふたりのバレエへの愛情と軌跡が感じられる。★★★
パリ・オペラ座のすべて2010年オペラ座のドキュメンタリー。歴史や経営の様子、ダンサーたちの練習風景やなど裏側を感じられる。子どもには淡々としていますが、ながら見によいです。★★★あり
オーレリ・デュポン 輝ける一瞬に2010年オペラ座のオーレリ・デュポンを3年間追ったドキュメンタリー。★★★

ベジャール、そしてバレエはつづく2010年バレエの振付師、モーリス・ベジャールを追ったドキュメンタリー。★★★あり
小さな村の小さなダンサー2011年中国のバレリーナ、リー・ツンシンの半生を映画化したもの。★★★あり
ブラック・スワン2010年プリンシパルのプレッシャーを描いたフィクション。サイコサスペンス。あり
バレエ・リュス 踊る歓び、生きる歓び2008年1909年パリで誕生した伝説のバレエ団「バレエ・リュス」を追ったドキュメンタリー。★★★あり

パリ・オペラ座バレエ学校の妖精たち~エトワールを夢見て2008年パリ・オペラ座のバレエ学校のドキュメンタリー。レッスンの様子がわかる。★★★★

ロイヤル・バレエの輝くプリンシパル バッセルとデュランテ2008年英国ロイヤル・バレエのダーシー・パッセルとデュランテを追ったドキュメンタリー。★★★
オーロラ2007年パリ・オペラ座のダンサーによるラブストーリー映画。字幕版のみですし悲しい場面もありますが、踊りが多く、6歳でも楽しめました。★★★★★あり

リトル・ダンサー 2000年イギリスの田舎町でバレエ・ダンサーを目指すことになった少年を描くフィクション。小さい子には刺激の強いシーンがあります。あり
マリインスキー劇場のスターたち (1~7)2006年~2007年ロシアのマリインスキー劇場のダンサーをひとりずつとりあげたインタビューと舞台の映像。★★★
愛と哀しみのボレロ1981年バレエダンサーをテーマに政治情勢や感情がうずまくフィクション。モーリス・ベジャール振付の15分のボレロがすごい。★★
赤い靴1948年
2011年リマスター
芸術と愛の狭間で苦悩するバレエダンサーの悲劇を描いた歴史的な傑作。★★★★あり

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バレエの団体リスト(国内編)

文部科学省をはじめ、バレエ振興のために、
さまざまな団体が、イベントや研修、研究・情報提供などをおこなっています。

イベントは、「子ども向けバレエイベントリスト」にまとめています。
公演は、「子どもが楽しめるバレエ公演リスト」にまとめています。

(団体名は、それぞれの団体のホームページにリンクしています。)
文部科学省
-文化庁

公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会
独立行政法人 日本芸術文化振興会
新国立劇場
公益社団法人 全国公立文化施設協会
一般社団法人コンサートプロモーターズ協会
一般社団法人 全日本児童舞踊協会
公益社団法人 日本バレエ協会
一般社団法人 日本バレエ団連盟 一般社団法人 日本バレエ団連盟 Facebook
一般社団法人 現代舞踊協会 モダンダンスコ、ンテンポラリダンスなど
舞踊批評家協会 「舞踊批評家協会賞」(年刊)など
全日本舞踊連合は平成24年に解散。

財団法人松山バレエ団
財団法人スターダンサーズ・バレエ団
特定非営利活動法人 東京小牧バレエ団
谷桃子バレエ団研究所
牧阿佐美バレエ団
東京バレエ団
一般財団法人 東京シティ・バレエ団
財団法人 井上バレエ団

エリア別団体
公益社団法人神奈川県芸術舞踊協会
東京バレエ協議会

学会
比較舞踊学会

バレエ雑誌のリスト(海外編)

日本にも多くのバレエ雑誌があります(「バレエ雑誌のリスト(国内編)」)が、
海外のバレエ雑誌を、日本で手にとることができる場所はあまりありません。

ですが、雑誌によっては、海外からも定期購読できたり、
WEB版のコンテンツが充実しているところもあります。

名前出版社 
Dance Europe Dance Europe イギリス年11回刊。1995年から発行されているバレエ情報誌。HPには日本語の紹介ページがあり、スクールの情報やレポート・公演レポートなどが見られます。
Ballet Reviewthe Dance Research Foundation, Inc.アメリカ合衆国季刊。1965年ごろから発行。海外からの定期購読も可能。毎号、ひと記事をHPから閲覧できます。

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子どもが楽しめるバレエイベントリスト

ワークショップなど参加型のもの、
公演や講演など、さまざまなイベントが開催されています。

子ども向けの公演は「子どもが楽しめるバレエ公演リスト」にまとめています。

フジバレエ2015 2015/9/10~13
めぐろバレエまつり 8月ごろ
親子でたのしむバレエ&バレエエクササイズ(江東区文化コミュニティ財団)2月ごろ
夏休みこどもシアター(新国立劇場 情報センター) 7月ごろ
子どもたちと芸術家の出あう街 (東京都ほか)3月ごろ
都民芸術フェスティバル(東京都ほか)1~3月ごろ

バレエのマンガリスト

実在のバレリーナや振付家を描いたものや、架空の女の子のバレリーナとしての成長を描いたものなど、バレエの魅力を感じられる作品がたくさんあります。
書名および下の画像のリンク先(amazonのページ)で詳細を確認いただけます。
(タイトルリストの番号を下の画像の右下に記しています。)

タイトルリスト(★は当サイトおすすめ作品)
■ 26.「ダンス・ダンス・ダンスール」ジョージ朝倉
(2015年9月『スピリッツ』で連載開始)
■ 25.「バレリーナ SHOKO 中村祥子、世界へのグラン・ジュテ」★ 
雑誌「クララ」の別冊付録にて連載中。)
(祥子さんのバレエ人生がテンポよく描かれています。)
■ 24.「SWAN MAGAZINE」(連載中) 有吉 京子(著)
■ 23.「アンナ・パブロワ (学習漫画 世界の伝記NEXT)」★ 全1巻 くりた 陸 (著)
■ 22.「MIYAKO バレリーナ吉田都ものがたり」★ 全1巻 くりた 陸 (著)
(吉田都さんのバレエ開始からプロへと羽ばたいていくまでの物語)
■ 21.「絢爛たるグランドセーヌ」Cuvie(キュービー) (著), 村山久美子 (監修)
■ 20.「テレプシコーラ/舞姫 第2部」全5巻 山岸 凉子 (著)
■ 19.「舞姫―テレプシコーラ」2000年 全10巻 山岸 凉子 (著)
■ 18.「Moon―昴〈スバル〉ソリチュードスタンディング」曽田 正人 (著)
■ 17.「SWAN-白鳥- モスクワ編」有吉 京子(著)
■ 16.「SWAN 白鳥」全14巻 有吉 京子(著)
■ 15.「Do Da Dancin’! ヴェネチア国際編」槇村 さとる(著)
■ 14.「Do Da Dancin’! 」槇村 さとる(著)
■ 13.「牧神の午後」1989年 全1巻 山岸 凉子 (著)
■ 12.「フラワー・フェスティバル」1989年 萩尾 望都 (著)
■ 11.「アプローズ―喝采」1985年 全4巻 有吉 京子(著)
■ 10.「Lady Love」全4巻 小野 弥夢(著)
■ 9. 「アラベスク 完全版」★ 全4巻 山岸涼子(著)
(上野水香さんがセリフを覚えるほど読んだと話されていました。)
(他にもバレリーナの方がよくお気に入りマンガにあげています。)
■ 8. 「トウ・シューズ 」全5巻 水沢めぐみ(著)
■ 7. 「フラワー・フェスティバル 」全1巻 萩尾望都(著)
■ 6. 「舞子の詩」全4巻 上原きみ子(著)
■ 5. 「ニジンスキー寓話」1984年 全4巻 有吉 京子(著)
■ 4. 「パリ‐東京 高橋 真琴(著)
■ 3. 「マキの口笛」1960年 牧美也子(著)
■ 2. 「ナスビ女王 (手塚治虫漫画全集)」1983年 手塚治虫(著)
■ 1. 「パタリロ! 「バレエ入門」」1話 魔夜峰央(著)

(24) (23) (22) (21)  (20) (19) (18) (17) (16) (15) (14) (13) (12) (11) (10) (9) (8) (7) (6) (5) (4) (3) (2) (1)

子どもが楽しめるバレエ公演リスト

さまざまなところで、子どもへ向けた公演を行っていますが、
下記は、定期的に開催している公演のリストです。

バックステージツアーやバレリーナの方との写真撮影や握手会など、
特典付きの公演も、たくさんあります。

公演名開催時期主体 
新国立劇場 こどものためのバレエ劇場8月頃新国立劇場詳細
新国立劇場バレエ団「くるみ割り人形」 12月頃新国立劇場詳細
日生劇場ファミリーフェスティヴァル8月頃日生劇場
夏休み親子芸術劇場8月頃東京インターナショナルバレエカンパニー
青島広志の夏休みバレエ音楽コンサート7月頃K-BALLET/TBS/Bunkamura
親子で楽しむ年末バレエ・ガラ・コンサート12月頃光藍社
親子で楽しむ夏休みバレエまつり8月頃光藍社詳細
めぐろバレエ祭り バレエ公演8月頃公益財団法人 日本舞台芸術振興会詳細
清里フィールドバレエ7~8月頃B.シャンブルウエスト
東京シティ・バレエ団/ティアラ“くるみ”の会 くるみ割り人形12月頃江東区文化コミュニティ財団
0歳から入場できる東京シティ・バレエ団のバレエコンサート3月頃江東区文化コミュニティ財団
オーケストラwithバレエ10月頃江東区文化コミュニティ財団詳細

バレエ雑誌のリスト(国内編)

書店にならぶものから、業界新聞、論文誌まであります。

(各誌の詳細は、リストの下に順番に記しています。)
バレエ雑誌一般
「Clara」(クララ)
「クロワゼ」
「バレリーナへの道」
「DANCE MAGAZINE」
「スワンマガジン」(SWAN MAGAZINE)
バレエ関連新聞・情報誌(芸術一般の情報誌を含む)
「DANZA」(ダンツァ)
「音楽舞踊新聞」
「芸術情報アートエクスプレス」
「週刊オン・ステージ新聞」
「Bunkamura magazine」
バレエ関連論文誌・学術関連誌
「舞踊學」
「比較舞踊研究」

◼「Clara」(クララ)毎月発行 株式会社新書館
小さな子から高校生くらいまでが楽しめそうな「バレエ」の雑誌。
号によっては、DVDやCDが付録されています!
10万部ほど発行されているようで、バレエの雑誌といったら、 まず「Clara」が思いつきます。

クララ (Fujisanへ)

◼「クロワゼ」年4回発行 株式会社新書館
バレエを中心にしたバレエとダンスの雑誌。
クララよりお姉さんっぽい印象を受けます。
気になるバレリーナが特集されていることも多く、「Clara」の次の段階に年間購読したい雑誌です。

クロワゼ (Fujisanへ)

◼「バレリーナへの道」 年4回発行 株式会社文園社
バレエリーナやバレエスクールなどをいつも豊富に紹介しています。海外のスクールの紹介が多く、バレエ留学を考えるようなことがあれば、とても参考になります。

出版社のホームページで、毎号見どころをページの見開き画像で紹介しています。

バレリーナへの道 (Fujisanへ)

◼「DANCE MAGAZINE」 毎月発行 株式会社新書館
国内外の公演をたくさんの写真と共に紹介している、バレエの雑誌。解説文章が豊富で大人向けの印象を受けます。

クロワゼ (Fujisanへ)

◼「スワンマガジン」(SWAN MAGAZINE) 年4回刊 平凡社
マーガレットに掲載されていた、『SWAN―白鳥』の続編が連載されています。
それ以外にも、バレエに関する各種記事が豊富です。

スワンマガジン (Fujisanへ)

◼「DANZA」(ダンツァ)年4回発行 株式会社東京MDE
無料で配布されているバレエ・ダンスなどの情報誌!
WEB版もあって全部のページを見られます。
内容は、公演情報が中心ですが、 バレリーナやダンサーのインタビュー記事などもあります。
小さな子どもには難しいかもしれませんが、情報チェックに便利です。

株式会社東京MDEの「DANZA」のページへ

◼「音楽舞踊新聞」月3回発行 東京音楽新聞社
雑誌というより新聞ではあります。
東京文化会館の音楽資料室などで、閲覧できます。

◼「芸術情報アートエクスプレス」公益社団法人 全国公立文化施設協会
劇場で行われる芸術全般についてとりあげていて、バレエ専門というわけではありません。
数号に一度、バレエの記事がでています。
同協会のホームページで、バックナンバーもすべて、無料で閲覧できるので、便利です。

◼「週刊オン・ステージ新聞」週刊 週刊オン・ステージ新聞社
音楽やバレエなどのステージについての新聞。
舞台裏についての記事もあります。
同社のHPでバックナンバーの購入もできます。

◼「Bunkamura magazine」Bunkamura
Bunkamuraで発行している公演やイベントなどを中心とした情報誌。
2015年現在熊川哲也氏がオーチャードホール芸術監督をされているせいか、バレエに関する貴重な記事がよく掲載されています。
Bunkamura magazinのHPでバックナンバーも含めて、全ページ閲覧ができます。

◼「舞踊學」舞踊学会
バレエ専門ではありませんが、バレエに関連する論文も数多く掲載されています。
CiNii(国立情報学研究所の論文検索サービス)で検索できます。
舞踏学会のHPでは、論文をPDFで閲覧できます。

◼「比較舞踊研究」比較舞踊学会
バレエ専門ではありませんが、舞踊を学術的に扱っていて、バレエの教育や歴史に関する論文やスポーツ科学の視点で研究された論文などが掲載されています。
ネットや本屋さんなどで購入できませんが、CiNii(国立情報学研究所の論文検索サービス)で目次検索でき、国立国会図書館などで、閲覧できます。

バレエの図書館リスト

バレエの演目のこと、過去の公演や振付、
解説や衣装・舞台のこと、
興味がわいてくるといろいろと調べたくなりますが、
近くの図書館では、バレエの資料はあまり置いていないことが多いです。

そんな時は、バレエの資料が沢山おいてある図書館にでむいて、
じっくりDVDを鑑賞したり、研究したりするのも楽しいです。

名称場所ポイント 
東京文化会館 音楽資料室東京都台東区公演の映像資料(DVD)などが所蔵されています。同じ演目の複数の振付を見比べることもできます!おすすめ
新国立劇場 情報センター東京都渋谷区同劇場の公演映像やバレエの舞台、衣装など幅広く資料が所蔵されています。上映会などのイベントもあります。おすすめ
彩の国さいたま芸術劇場 舞台芸術資料室埼玉県さいたま市バレエの映像資料もあり、閲覧することができます!おすすめ
愛知芸術文化センター アートライブラリー愛知県名古屋市バレエの映像資料も数多く所蔵されていて、見ることができます。おすすめ
京都芸術センター 図書室京都市中京区教室ひとつ分と小さな図書室で、資料を閲覧することができます。
大阪芸術大学 図書館大阪府南河内郡学外者の利用は研究目的に限られます。企画展も開催されています。
兵庫県立芸術文化センター 薄井憲二バレエ・コレクション兵庫県西宮市1930年代から収集されており、歴史的な公演のプログラムやポスターなど貴重な資料があります。さまざまな企画展が開催されています。
京都造形大学 芸術大学 図書室京都市左京区学外者でも、中学生以下が利用できます。バレエの映像資料はあまりありませんが、舞台などに関する資料があります。
ゲーテ・インスティテゥート・ヴィラ鴨川 図書室千葉県鴨川市ドイツの芸術・文化などの資料をおさめている図書室。ドイツの映画やドキュメンタリーもあります。
尚美学園大学メディアセンター 埼玉県川越市充実の施設。バレエの映像資料もあります。夏休み期間などに学外者に利用開放されることがあります。
ドイツ文化センターオンライン図書館があり、映像はないもものバレエ音楽が視聴できます。
東京藝術大学 附属図書館東京都台東区学外利用に制限はありますが、相談・申請すれば利用も可能です。事前に目的の資料を検索するとよいでしょう。

子どもが楽しめるバレエ公演-親子で楽しむ夏休みバレエまつり

公演名  : 親子で楽しむ夏休みバレエまつり
開催時期 : 8月頃
主体   : 光藍社
年齢制限 : 4歳以上
価格 : 子ども・大人共に 約7000円~
チケット販売開始時期:4月頃

オペラやバレエなどの、コンサート・演劇・演芸の企画制作をしている光藍社が主催しています。
比較的高額ですが、ロシアのバレエ団・バレエダンサーによる公演で、
様々な演目で構成されています。
舞台は装飾はほとんどなく、カーテンと照明による演出がほとんどでしたが(2015年夏)、
お姉さんの解説や公演プログラム(有料)は、子どもにわかりやすい説明があり、公演を楽しめます。

鑑賞レポート
2015/8/1
6歳の娘の3回目のバレエ鑑賞。初めて海外のダンサーの踊りを見ました。
お気に入りの絵本で「白鳥の湖」にとても興味をもっていたので、
「白鳥の湖」が見られることを楽しみにしていました。
入場後は、プログラム(公演)に興奮して、声をだして読んでいました。
このプログラムは写真も多く、文字も大きめで、
6歳くらいの子どもが見るのにとてもよかったです。
今でも何度もみて楽しんでいます。
休憩中は、再びプログラムに見入ったりしながら、
最後まで鑑賞することができました。
踊り自体にどんな刺激を受けたかは、わかりませんが、
いろいろな演目に楽しく触れられたようです。